『嫌われる勇気』から私が学んだこと
『 嫌われる勇気 』
著者:岸見一郎 古賀史健
評価:★★★★★ (所要時間:2時間)
発行日:2013年12月12日
読破冊数: 53/100冊
«この本から学んだこと»
🔸トラウマは、存在しない
私たちは、なにかしらの「目的」に沿って生きています。
大切なのは、なにが与えられているかではなく、
与えられたものをどう使うか。
変われないでいるのは、自らに対して
「変わらない」という決心を下しているからです。
🔸人生は他者との競争ではない
健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるのではなく、
「理想の自分」との比較から生まれるもの。
いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があります。
私たちは誰もが違っています。
しかし、私たちは「同じではないけれど対等」です。
ひとりの人間として、真摯に向かい合いましょう。
「人々はわたしの仲間なのだ」と実感していれば、
世界の見え方はまったく違ったものになります。
🔸課題の分離をしよう
あなたは他者の期待を満たすために生きているのではありません。
他者もまた
「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。
私たちは「これは誰の課題なのか?」と
自分と他者の課題とを分離していく必要があります。
その見分ける方法は
「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」
を考えることです。
🔸対人関係の悩みを一気に解消する方法
他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させないこと。
自らの生について、あなたにできるのは
「自分の信じる最善の道を選ぶこと」。
その選択について他者がどのような評価を下すのか?
これは他者の課題であり、あなたはどうにもできません。
🔸あなたは世界の中心ではない
あなたは共同体の一部であって、中心ではありません。
自分の足で立ち、
自分の足で対人関係のタスクに踏み出し
「わたしはこの人に何を与えられるか?」を考えなければいけません。
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≪目次≫
まえがき
1 トラウマを否定せよ
2 すべての悩みは対人関係
3 他者の課題を切り捨てる
4 世界の中心はどこにあるか
5 「いま、ここ」を真剣に生きる
あとがき