由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

人は人のすべてを理解できないということ。

 

昨日の週末は、家族で金沢と福井に行ってきました。

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兼六園。苔の緑がきれい。

 

 

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東尋坊。落ちそうでただただ怖かった

 


家族旅行は4年ぶりくらいで、

友達と行くのとは感覚が違いました。

めいいっぱい楽しむ!より

いかに楽に楽しむか、でした。

さほど疲れもなくて良かった。

 

 

1日目、
現代美術の作品が展示されている
金沢21世紀美術館に行きました。

そこで気づいたことは


人間は人間の全てを理解できない

ということ。

 

作品を観ながら

「これは人かな?人ならどんな人だろうか」

と想像が広がるものもあれば


「苦しそうな感じ…」

とあまり広がらないものもあります。

 

感じることはできるけど、理解は無理だ

と気づきました。

 

 

人と話していると

この人は〜という考え方なんだ

○○が好きで■■は嫌いなんだ と

新しいその人を知ったら、嬉しくなる。

その人のある程度を、知った気になる。


でも、その人の内側に
私の知らない一面がまだまだたくさんある。

 


今書きながら思い出したのが

ジョハリの窓について。

 

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相手によって、秘密の窓が開かれただけで

盲点の窓と未知の窓は閉ざされたまま。

その人の全てではなく、一部を知っただけ

ということです。


ジョハリの窓は「ふーん」としか思ってなかったけど

自分が体験したことと結びついて理解できました。

 

 

 


展示されていたアイ・チョー・クリスティンの作品。

タイトルを見てハッとしました↓

 

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《私たちが過大評価されているのは、あなたたちが私たちのことを全く理解していないから 01》

 

 

理解に限界があることを覚えておこうと思います。