由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

理解しようとするな、わからぬままに、突き進むのだ。~③~

 

10,000冊プロジェクト

36冊目

 

『生くる』

著:執行草舟

 

理解しようとするな、わからぬままに、突き進むのだ。

 

 

わからぬがよろしい(続き)

 

私は物事をわかろうとしない人間に

変貌していった。

恩を噛み締め、人の情を心底から受け入れて、

始めて人間には知恵が生ずるのだと悟った。

知恵は知識を求めない。

知恵の求めるものは、生命の燃焼にある。

自分に与えられた生を、

この世で存分に使い切って死することだけを

知恵は求めている。

恩と情に報いたい気持が、

その知恵を掴ませてくれた。

 

 

 

まず

知恵と知識って

どう違うんでしょうか。

 

知識

知ること。認識・理解すること。

また、ある事柄などについて、知っている内容。

 

知恵

物事の道理を判断し処理していく心の働き。

物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。

(出典:デジタル大辞泉

 

 

知識はコンピュータでできる事

知恵は人間しかできない能力

かなと思いました。

 

知恵は自らあるいは人から

気づいたり、学びとっていくもの。

また日々に活かしてこそ

知恵と呼べるんだろうと思います。

 

学校では

知識も教えますが

知恵の学び方も

問いかけや関わりを通じて

身につけていける教育をしたいなと思います。

 

 

自分に与えられた生の意味を

考え感じ続けながら

真摯に生きていきます。