由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

私たちは、「あるもの」があるから行動している。目的論その二。

 

10,000冊プロジェクト

34冊目

 

『働く人のためのアドラー心理学

「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』

著:岩井俊憲

 

プロローグ アドラー心理学の基本にふれる より

 

 

人間の行動には「目的」がある

アドラー心理学の基本②[目的論]

 

仕事で嫌なことがあると日曜日の夜、具合が悪くなる

サザエさんシンドローム」も目的論で説明できる。

 

仕事のストレスや疲れという「原因」があるのではなく

「会社に行きたくない」という「目的」があるから体調不良になる。

 

 

この目的論と対極にあるのが「原因論」です。

 

これは

自然科学の「結果」に「原因」があるように

「人間の行動や感情」にも「原因」があると考えるもの。

 

 

 

 

しかし、「人間の心」は、「自然科学」とは異なります。

 

人の心に決まった公式があるわけではありません。

 

「ひどい上司」や「過酷な環境」で働く人間みんなが

「働かない」わけではないのです。

 

 

 

 

自然科学では
リトマス試験紙が青くなったのは、液体がアルカリ性だから」
「水が凍ったのは0度以下になったから」

 

という変わらない法則がある。

 

 

しかし叱られて涙を流す、人間の心は

「自分を否定されたように感じて、辛かったから」

「ミスをしてしまった自分が、悔しかったから」

「迷惑をかけた相手に申し訳なく思ったから」

 

など、人さまざま。

 

 

 

自分の行動はどんな「目的」が伴っているのか?

 

それを考えれば、ダイエットや依存症の悩みなども

全て解決するんだろうと思う。