由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

人間はそれぞれ異なる「心のメガネ」で現実を見ている。認知論について。

 

10,000冊プロジェクト

34冊目

 

『働く人のためのアドラー心理学

「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』

著:岩井俊憲

 

 

プロローグ アドラー心理学の基本にふれる より

 

人間は、それぞれ異なる「心のメガネ」で現実を見る

アドラー心理学の基本④ [認知論]

 

 

これは

「人間はそれぞれ自分独自の

ものの見方・考え方(心のメガネ)を通して

現実にふれ、意味づけ、行動している」

という考え方。

 

例えば、同僚に「悪口を言われた」という出来事があったとします。

これに対して、「怒る」人もいれば

「落ち込む」という人もいます。

同じ出来事を経験したとしても

人によって抱く「感情」やとる「行動」は異なるのです。

それは、人それぞれのものの見方や考え方(心のメガネ)が違うため、

「悪口を言われた」という出来事に対する

意味づけ・解釈も違うからです。

 

ただ、ひとそれぞれ「心のメガネ」が異なるのは当然とはいえ、

「認知が常識とされていることよりあまりにも外れている」

場合は直しましょう、というのが

アドラー心理学の基本的な考えです。

自分独自の心のメガネが歪みすぎていると、

イライラしたり、落ち込んだり

人間関係に支障をきたすことが多くなります。

 

 

 

 

自分が絶対正しい、という考え方は危険だなと思います。

 

時には

「心のメガネ」が周りと かなり異なっていないか

見渡してみる勇気も必要。