由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

目の前で起こっている出来事は、すべて自分がつくりだしている世界。

 

10,000冊プロジェクト

34冊目

 

『働く人のためのアドラー心理学

「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』

著:岩井俊憲

 

 

 

プロローグ

アドラーの基本にふれる より

 

 

人間は、自分の行動を自分で決められる

アドラー心理学の基本① [自己決定性]

 

「同じ状況にいる」だけでは、その後の人生は決まらない。

 

大量の仕事の上に、人間関係のトラブルが重なり

「なぜ私だけこんな目に遭うのか」

と落ち込むのか。

あるいは

同じような状況でも、

ものともせずに活躍するか。

 

「どんなハンデをもって生まれようと、どんな状況・境遇に置かれようと

それだけでは、その後の人生は決まらない。」

 

その後、

建設的(創造的)な行動をとるか

非建設的(破壊的)な行動をとるか

は、自分で決められる。

 

このアドラー心理学の基本の考え方を、「自己決定性」といいます。

 

 

 

選択するのは、そのどちらか。

 

 

 

選択させられているのではなく、

どんな行動も「自分で選んでいる」

ということ。

 

 

仕事が多いことも、

自分が仕事量を多く選んでいるから、多い。

 

少なくしたいのなら

お願いされた仕事を断ることもできるし、

手伝ってもらうことも選べるわけですよね。

 

また、自分の「多い」という基準を変えることもできる。

 

 

人間関係のトラブルで悩むことなら

「自分の人間レベルが上がっている」と

肯定的に捉えることもできる。

 

 

「変われない」ではなく

「変わらないことを選んでいる」

 

今を選択しているのは自分。