由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

アドラー心理学の基本二つ目。目的論についてその一。

10,000冊プロジェクト

34冊目

 

 

『働く人のためのアドラー心理学

「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』

著:岩井俊憲

 

 

プロローグ

アドラー心理学の基本にふれる より

 

人間の行動には「目的」がある

アドラー心理学の基本② [目的論]

 

新入社員が、上司に怒られて不満を感じたとします。

それをきっかけに上司に反抗してばかりで、働かない状態だとします。

新入社員は、「反抗的な態度をとる」のを

「ひどい上司」が【原因】と思っています。

 

一方、アドラー心理学

「新入社員が反抗的な態度をとるのは【目的】がある」

と考えます。

 

 

新入社員は、心地よい環境で自分の思うように働きたい。

もっといえば、思っていた環境と違うから働きたくない。

 

「働きたくない」という【目的】がある。

 

だから、ひどい上司は

反抗的な態度の【原因】ではなく

「働きたくない」という【目的】の手段になっている。

 

 

 

「反抗的な態度をとる」(人間の行動)のは、

「ひどい上司」が【原因】ではなく、

「働きたくない」という【目的】があるから。

 

 

こう考えるのがアドラー心理学なのです。

 

 

 

 

 

 

明日につづく。