由紀子の在り方つづり。

自分と向き合う25歳。感じるままに、軽やかに。

理解しようとするな、わからぬままに、突き進むのだ。~①~

 

10,000冊プロジェクト

36冊目

 

『生くる』

著:執行草舟

 

理解しようとするな、

わからぬままに、突き進むのだ。

 

 

わからぬがよろしい

 

もちろんこれは、無知が良いと言っているのではない。

自分が理解できることだけに、価値を感ずるような

生き方を否定しているのだ。

 

現代人は物事を理解しようとし過ぎる。

人生や人の心、果ては、あの世から宇宙そして未来にまで及んでいる。

 

だが、我々には本当のことはほとんどわからないのだ。

わからないから、人生は楽しくて面白い。

理解してわかってはいないが、

わかろうとしないことで、

自分の中ではわかる状態を創り上げるのだ。

理屈や理論や知識を放擲(ほうてき)して

全身全霊で物事にぶつかっていくとすべてがわかってくる。

 

 

 

 

この世界で分かることと分からないこと

どちらが多いかといえば

確実に分からないことだと思います。

 

 

もし全てわかることが楽しいと思うと、

どれだけ知識を入れても

次に分からないものが出てきて

いつまでも満たされないということ。

 

 

かな・・・と私は解釈しました。