習慣2より「自分を知る」~「あなた」という船はどんな機能が備わっていますか~
10,000冊プロジェクト34冊目
『働く人のためのアドラー心理学
「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』
著:岩井俊憲
習慣2 自分を知る
人生の大海原を行くのは「あなた」という船です。
「あの船がいい」と言って、
ほかの船に乗り換えることはできません。
また、嵐が来て
「鉄の船だったらいいのに」と言っても、
今まさに襲い来る嵐には意味がありません。
「自分という船」をいい点も悪い点も含め受け入れる。
「自分という船」の性能や長所、短所を知り
船の機能を十分に生かして海を渡る。
人生を大海原に例えるならこんなところでしょうか。
アドラーは「何をもって生まれたか」より
「もって生まれたものをどう生かすか」
が大事だと言っています。
長所を伸ばして誰かのために力を貸す。
「できること」に目を向けて、行動する。
そのためには自分自身と向き合い、「自分を知る」。
これを大切にしてみてください。
習慣2では、
自分の強みや長所を発見していきます。
「あなたの強みはなんですか」と聞かれたら、
あなたはなんと答えるでしょうか?
胸をはって「私の長所は○○です!」と
答えられる人は多くないと思います。
しかし、それでいいのでしょうか。
「自分の良さ」が自分で分かっていないのに
人生をより良く高めていく方法は思いつきますか?
「自分を知る」ことで
得意な仕事をアピールできて、スムーズに仕事が進んだり
自分の良さを出して、ぴったりの恋人が見つかったり。
まわりも自分もハッピーになる気がしませんか?♪